美しい集客と売上の作り方。

リスティングやPPCなどネット集客やLPデザインなど集客方法と事例を綴るブログ。

弱者が強者に勝つためのステップ

さきほど新規の打ち合わせが終了。

2時間ほどあれこれ詰めたり、質問したり。
とにかく「答えや提案」ってのは僕は最初はしなくって、最初にお客様にやってもらう事は決まっています。

その内容とか、様子を書いておきます。

 

個人的にUSPとかマーケティングにかぶれた「コンサルタント」が使うような言葉とかロジックは嫌いですし、そういった用語をバンバン会話に取り入れてくる人は大の苦手です。

なんかインチキ臭がしますよねー。

 

弱者という定義はここでは大企業のように資本力を持たない、人的リソースにも限界があるという、いわゆる「ローカル」で細々とやっているお店や通販企業のことです。

 

サイトのリニューアルとLPの案件でご相談を受けました。
1時間かけてまずやってもらったのは「自社に無いもの」の書き出しです。
ライバルとか目指す企業とかサービスとか・・・
とにかく「私たちはこれを持っていません」という項目をひたすら書き出してもらいます。

担当者はここでまず意識が変わります。結構な確率で。


これをアウトプットしてもらうことで、

「自分のサービスや商品の本当のウリ」をインプットしてもらうワケです。

 

 

 

「無いものを書き出して下さい。30分で最低30個書き出してください」

・あそこのエステにはあるけど、私たちには無いものや、持っていないもの。

・あの商品やサービスは持っているけど、私たちは持っていないもの。

 

 

・・・・4マス法的な感じで、最初の数個は10個位まではサクサク出ます。

でも20前後になると、どんどん行き詰まります。
出なくなるのですね。
悩んで考えて「最後の方」に出たキーワードが結構、ユーザーに刺さるモノであったり、

本来もっと訴求すべきモノだったりします。

特にキャッチコピーなどを作る場合は僕は必ずこの作業をやって戴きます。

 

その商品やサービスは当然ながらお客様(クライアント)が一番詳しい。
どんな点が優れてて、どんな点に優位性があるか?

 

でもソコを聞いても、ソコだけ深堀りしてもあまり意味はありません。

 

 

客観的に見て「無いもの」が分かれば「最適なターゲット」が分かる

例えばサロンなどであればアフター内容がどうとか、技術力がどうとか・・・

そういった事を書きたがるし、そこが訴求点だと勘違いをしてしまいがち。

 

でも書きだすのは「誰が見ても明らかな事象」を書くのがポイントです。
技術とか「目に見えないモノ」は書かない。
まずは「見える部分」をズバズバと書いていくことで、見落としていたモノが見えてきます。

そこを手伝うのが僕の仕事です。
マンションの一室で細々とやっているサロンであれば・・・・

 

高い天井

豪華なインテリアや広い待合室

毎月の宣伝

最新の機器

受付業務担当のスタッフ

ゴリゴリの勧誘が上手なスタッフ

大きな看板

フリーダイヤル・・・

 

うん。いいんじゃないでしょうか。
店舗のコンセプトも「本当の顧客」の姿も掴みやすいですね。

出てきたものを僕が考え、繋ぎあわせ「イメージ」を固めます。


これが後々「LPでのキャッチ」やサイト構成に生きてくるわけです。

 

私たちは豪華なシャンデリアも待合室もありません。
2人とも技術者でありながら、電話対応から相談まで全てやります。
大手のように受け付け、電話担当、施術などと分かれていません。

豪華なものは無いけれど、上質なものはたくさんあります。

うんぬんかんぬん・・・・・・

 

なんとなくイメージも固まるし、

イメージが固まると「集客」に困らないんですよね。
リスティング屋さんとかは「集客」はしてくれるけど、
残念なことにこういった事までは提案してこないし、専門外ですから。

 

何事も最初が肝心です。

適切な顧客を捕まえるための「準備」をしていないケースが大半ですから。

 

知らないけど