美しい集客と売上の作り方。

リスティングやPPCなどネット集客やLPデザインなど集客方法と事例を綴るブログ。

ミリ単位でぴったり!

どうも。

私の周りはリスティングやらSEOやら集客関係が好きで得意な人が割りと多く、知識量とか経験量とかハンパないわけでして。

 

セミナーとかでも割と言うフレーズなんですけど、

ビジネス(特に僕たちのように年商20億未満くらいまでのスモールビジネス)では「勝ち方」ってことよりも「負け方」ってモノのほうが133倍重要だと個人的には思っています。

 

多くの人は「勝ち方」を欲するあまり「戦術」に振り回され、
情報そのものを正しく咀嚼できずに、
「誤った解釈」でデータを「誤った情報」に仕上げ、
さらにその「誤った情報」を気付かぬまま「誤った知識」に育て
誤った知識を「未来永劫使えるノウハウ」と勘違いしているケースが多々あります。

 

これだけ情報がビュービューと流れる昨今、やぱり重要なのは「当たり前のこと」つまり「基礎だよねー」と思うことが多数僕の周りや関わっている仕事でも勃発中です。

 

リスティングプレイヤーやCVRとかCPAとかそれ系の数字が気になるでしょうし、

SEOの人は「ターゲットキーワード」の順位や動向が気になるワケです。

 

それはそれでしょうがないのですけど、意外と「ヒントや答え」ってものは近くにあるというお話です。

 

今回は「サイトで売上げをあげる」についてサラリと事例を交えてお話しようかと。

・・・・出来れば・・・パクらないで下さい。

 

 

 

WEB で売上げをあげるには?・・・で大切なこと

 

いかに売るか?いかに惹きつけるか?

 

僕はLPデザインのアレコレとかリスティング、SEO、DMなど・・・・

「集客と売上げ」を綱つなげる仕事を生業としているわけですが、
SEOであれ、SEMであれ真っ先に手をつける、修正・考えるべき事項は「ただ一つ」です。

 

SEOだとかリスティングだとか、広告だとか。。。

 

そんなものは後です。

売上げがあがり、費用対効果に優れ、ユーザーとクライアントが喜ぶ結果が出れば自然とビジネスってものは上手く回ります。

 

何かを売るには大前提として

 

「伝わるかどうか?」かカギになります。

 

伝えることは皆さん必死ですけど、残念なことにソレはライバル他社にしか伝わっていないというケースは多いわけでして。

 

日本ではコピーライティングというスキルがいつの間にか
「煽り」という本筋と違った、本来と違ったものとして解釈されつつあります。

自称コピーライター、マッケターを名乗る人が多いのも原因の一つでしょう。


「べネフィットを・・・USPを・・・・」的な言葉を好んで使う自称マーケッターで優れた人を僕は見かけたことがなく、それら系の大半はどこかでお勉強した程度のこと、毒にも薬にもならないことが大半ってのが現実とかそうでないとか。

 

実技と学習は別物です。

 

生きた知識は生きた知恵は「実践」から生まれます。

 

確かに優れたスワイプファイルなどは便利で、効率的なキャッチやコピーを作り出すことができるのですが、やはりそこには「実践、場数」の匂いは漂っていません。

 

 

オーダーメイド家具を売りなさい

ちょっと業種は異なる(家具じゃない)のですが、上記のお題を戴きました。
大手代理店が手がけていたアカウント、サイトを少しアドバイス、触ることになりまして。

そのサービスは「既製品」でなく自由自在にカスタマイズ、寸法もオーダーできる的な業種サービスです。

 

リスティング集客で苦戦している(大赤字)ということで、相談をうけたのですが、実に「プロフェッショナルらしいサイト」でした。

 

全てお望みどおりの○○を作ります

アナタだけの○○を製作します

世界で一つ。オーダーメイド製作

 

リスティング出稿している広告、LP内ともに上記のようなメッセージやライティングを施しており

 

「あー。このお店はオーダーメイドなんだなー。ほう。」

 

 ・・・と一目で分かります。

 

でもそれはその他大勢のライバルも行っており、
そもそも「オーダーメイド」というキーワード自体が陳腐化し、
ユーザーにとっては「あ。またそれね!」的な認知に変わってきています。

 

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言わんとしているコトはタイトルやら広告で伝わってきますけど、

どれも同じであり訴求。選ぶ言葉が「画一すぎる」のです。

 

コピーライティングの基本中の基本に

「小学生でも分かる言葉と表現で書くこと」というルールがあります。

 

 小学2年生を目安に、彼らにもわかる様な説明やメッセージ性を埋め込むこと。

 彼らにも伝わる表現や言葉をチョイスすること。

 

そう考えますと「オーダーメイド」という言葉は”やや行きすぎ”であり、
どちらかといいますと「売り手の言葉」でもあります。

 

 

LP作成や広告文で(特にディスプレイ)重要なのは

「その商品やサービスをズバリ表現できる言葉探し」です。

 

今回の例で言いますと・・・・ 

 

「オーダーメイドを望んでいるであろうユーザーって、何を求めているか?」

「オーダーメイドの概念を一発で表わすと何になるか?」

「オーダーメイドという言葉を使わず表現するには?」

 

を考えるということであります。

 これはガチャガとリスティングのアカウントを弄繰り回すより、

ページコンテンツを追加するより、優先度が高い行為です。

 

完璧とは「引き算」です。

足すことではありません。

多くの人は「足しすぎ」なんだと思います。

 

詰め込みすぎ。
「伝わっていない」のに「更に伝わらなくなる作業」を頑張っています。

 

 

 

「その商品やサービスを望む、求めているユーザー。

彼らはその商品やサービス、そして欲望を言語化できない。

 

その言語化できていない領域にアプローチすること。しようと試みること。

 

コレが出来ればレッドオーシャンからサヨウナラできる。」

 (僕が考えるキーワード戦略 122ページより)

 

 

 

ということであります。

 

 

そこで見つけたキラーフレーズが今回の冒頭の言葉。

 

「ミリ単位でぴったり!」

 

 

これです。

これがオーダーメイド系業界での「稼げるキーワード」であり

「ユーザーの心を掴む表現」となるわけです。

 

 

実際にCVRは急激に上がり、CPAもかなり改善しました。

 

 

 

売上げがあがらない原因はたくさんあるでしょう。

 

特にWEB周りではホント、無数に考えられます。

 

 



困ったことにライターはコピーが悪いって言うし、
SEO屋はSEOが弱いと言うし、
リスティング屋は運用が悪いって言うし、

制作会社は予算が足りないと言うでしょう。

 

専門家は「自分の専門領域」で何とか問題を解決しようとします。

それが専門家の功罪です。
専門家の限界です。


実は「原因」ってものは「問題」の近くには無いのです。

すぐ隣にはないのです。

 

 

問題のスグ傍に原因があると簡単なのですが、

多くの場合は「考えもしなかったところ」に「原因」があります。

 

→参考記事

 

 

 

 

 

 

 

 

知らないけど。

モノの原価というお話。

昔から書籍とかでもあるのですが、「モノの原価」って多くの大人は興味があるんですね。

最近であればNEVERまとめでも取り上げられていました。
http://matome.naver.jp/odai/2127374075574714001

個人的見解でなのですが、こういった類の「カラクリ」を知りたい知って得すると感じるのは「ユーザー」つまり「消費者」なんでしょう。
「えー、こんなに安いのか。びっくり仰天!」的な。


商売している人間がもし、こういった類のエントリーに飛びつくのであれば、
それはそれでキケンといいますか、おそらく商売上手くいっていないオーナーや社長さんじゃないですかね。

知らないけど。

 

そもそも「1つ作る時にかかるお金」じゃないし。

何百何千何万ロットでつくるから原価は低くなる、低く出来るわけでして。

あとは・・・・原価から「売価」を設定するような商品サービスって大企業には向いてますけど、

年商10億とかの小さい会社は、その旧式(原価から売価を算出)から抜けだして、

付加価値をつけないと、ダメだと思うのですね。どこでも言われていることですけど。

 

プロダクトアウトとマーケットインの違いですね。


プロダクトアウトからマーケットインへ!
・・・って、これ2012年の1年間かけてやったセミナーでは何回も話をしたなー。


特に中小企業同士の「値引き合戦、叩き合い」というのは厄介ですから。

そもそも「同業種」を「ライバル」と認識しているから、他社のやっている事が気になるのであって、実は同業種の上手くいっている企業から学ぶべきものは少なかったりします。

セミナーとかでもそうですけど「全く違う業種の人が集まるもの」の方が学びも得るものの多かったりしますしね。

 

「あ、この部分。ウチでも取り入れれるんじゃね?」とか気づきが多いわけです。

 

 

原価が安ければ売れるわけでない

 

「安く作ることは努力でできる」

 

でも「売ること」が出来なければ「「売上は0円」ってことを忘れてはいけません。

 

原価が奇跡的に安く抑えられても「売上」が0では意味がないのです。

「うん、安く出来たね! で・・・・・・売れてるの?」って事です。

 

「全ては売るために」・・・・なのです。

そこに注力しないと「作ること」が目的になっちゃいますので。

多いですね、地方の企業とか特に。

作った時点で燃え尽きてしまい、世の中に広める事ができない商品やサービスって。

 

そもそも論としてユーザー的は

 

「おまえの会社の都合なんて知らねーよ。

で、それ買うと俺はどんな気持ちになるの?してくれるの?

どうなれるの?似た商品と何が違うの?」

 

という事を知りたいわけでありまして、原価とかって本質的には無関係。


言われたことないでしょ、「これ欲しいんですけど、原価いくらなの?」って。


原価で決める人なんていませんので。

 

原価が低くても売れなきゃダメなのです。    

 

「全ては売るために」・・・・なのです。

 

 

 

ビジネスマンの原価

 

「読書量×考えること(考える習慣)」  かなーと。

 

これが原価。

 

読書といっても多読しろ!って意味ではなく「色々なジャンルの書物(マンガでもいい)」を読んでみるというのが大切だと思います。

一番ヤバいのはビジネス書ばかり買ってしまうケース。

書籍って1,000円以下で色々吸収もできるし「この著者、全然わかってないよねー」的な気付きもあるし、10冊買って1冊あたるくらいの感覚で1,2万円は書籍に使ってもいいと僕は思います。

 

これに「行動」「修正」が加わって基本の戦闘能力が備わる。

 

勝負はそこから。

 

 

 

 

知らないけど。

専門家の弱みと限界など

世の中には専門家という職業が存在します。

「専門家を目指せ!●●の専門家になれ!」的なことを教えている先生も多いのですが、ここまで世の中が多用化した今、専門家の存在は消え往く可能性は高く、資格やら認定講座的なものに魅力を感じるのは時代の風を詠んでいない象徴のようにも思えるわけです。

※以下、過去にもエントリーした関連記事

ビジネスのピース。美しい集客とオファー
専門家は要らなくないですか?

  

2013年の11月に東京から阿部サンを鳥取へ招致し、いろいろお話してもらったのですが、彼もその中で「ジェネラリストを目指せ。」的なコトを言っておられました。

 

リスティングをやっている人はリスティング関連の情報ばかり追うでしょうし、
SEOをやっている人はSEOの情報を中心に追うでしょう。
コピーライティングの虜になっている人はコピーの情報を追うでしょう。

何かしらの分野や知識を極めれば「なんとかなる」と錯覚してしまうのですね。

 

 

垂直上下の運動だけでは誰にも必要とされない・・

10年前まではコレでOKだったと思うのです

大目に見て3年くらい前までは「専門家」に任せれば問題は解決出来ていた。

「特定の問題」は「その分野に詳しい人に投げておけ」的な考えで解決出来たかと思われます。

しかし現在はそんなことはありません。

 

必要とされているのは専門性の深堀だけでなく、横軸の動きです。

つまり・・・・「広域化」です。縦軸ばかりでなく、横軸も意識すること。


小さい範囲の濃い知識ではなく、隣接分野をはじめ広い領域をカバーする力。

 

これがジェネラリストであり、プロフェッショナルの条件です。

逆説的になりますが「広域化しなければ専門性すら活かせない」ということ。

このコトに気付かない人の特徴としては・・・「貧乏暇なし」です。

そもそも「専門家」を生業としている人や業種は「単価ダウン」していますからね。

税理士などの士業なんか顕著ですね。

税金だけ詳しければいい時代でなく、法務や労務、相続なんかの隣接した分野にも精通していないと、資格をとっても独立しても年収1,000万なんて夢の夢なわけです。

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あらゆる業種の専門家達を俯瞰し、それらの知恵を使い切り開いていくのがジェネラリストなんですね。

日本では賢い教授とか先生とか多いけど、上手くいかないのは専門家的な立ち位置でしか物事を考えられない、言えないからのような気がします。

 

いわゆる「プロデューサー」的な目を持ち、高い視点から俯瞰できるような人が少ないから専門家同士の潰し合や痴話喧嘩を見る機会はあっても”問題の解決”そのものは大抵解消されないのですね。スルーされます。困ったものです。

 

さて本題。リスティング広告のお話

やっと本題。武器は「使い方」が重要です。
リスティングは確かに集客において画期的な方法でああるけれど、誰もが知識や運用を極めれば勝者になれるの?と問われれば非常に怪しいです。


「正しい武器の使い方」というフレーズを僕は好んでセミナーなどでも用いますが、武器の使い方ってホント大切だと思うわけです。

リスティング広告って聞くと

「集客して、刈り取ったりコンバージョンに繋げるもの」と思いますよね。
確かに多くのシーンではそれは「正解」っぽいですが、それらが全てではないのですね。僕の住んでいる田舎ではそもそも「リスティングの需要というか認知」すら無いわけで、違った切り口や方法で「リスティングという武器」を使うわけです。

教科書にも書籍にも乗っていないような。

そんなお話です。

 

顧客がリスティング広告を出すという発想。

リスティング出稿者は「ビジネスオーナー」だと決めつけてますね。

でもそれが全てでは無いんですね。

 

知人が引っ越し物件を探そうとしているタイミングでアレコレと話をしていました。

ネットに出て来ない、まだ掲載されていないような物件を真っ先に見たい!・・・という贅沢な悩み。「たった今、来月から空きが決定した物件」などを何とかして見せてもらえないかなー・・・・と。

 

そこで活躍したのは「リスティング広告」です。

わずか4,000円という金額で、4件もの物件を引き当てましたッ!
「買いたい人を探す」というリスティングの教科書的な思考でなく、
「買いたい人が、その情報を持ってそうな人を探す」という真逆の発想ですね。

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こんなクリエイティブで地域限定で出すわけです。

今回はYDNとGDNのみで配信。

飛び先には「希望する物件の詳細や連絡先」が書いてあるブログ記事のみ。

 

「不動産関係の社長さんなどが目に留めてくれる」のを狙ったわけです。

リスティングは「モノやサービスを売るもの」だと捉えてしますと、せっかくの武器も威力は半減です。逆に「欲しいもの」を探し出すこと、知りたいことを引き出すことも出来るのですね。
なんというか「回覧板、掲示板」的なイメージで使ったわけです。

 

「アポが向こうから来るように、リスティングを活用する。」

 

これも立派なディスプレイ広告の活用方法なんですね。

一個人でもリスティングを使えば、わざわざ時間とお金をかけて調べなくても、
向こう側から情報を持ってきてくれるというコトなんです。


今回のエントリーを真似した所で商売にも利益にも繋がりませんが、こういう発想とか試みをやっていくと「ガラ空きの市場」とか「誰もやっていない活用方法」ってのが見つかるんですね。

 

ぶっちゃけ田舎では賃貸サイトや一括見積もり系なんかより、個人がリスティング打った方が欲しい情報、フレッシュな情報は見つかると思います。

 





悪用厳禁。華麗なるクロージング

デート商法で荒稼ぎしている人にマルチを勧誘した人がいます。
デート商法だと分かっていて出向き、その場で自分のやっているマルチのメンバーにサインUPさせた強者が。


これの素敵な点はただ「一つ」です。

「相手はお金が欲しい。だから危険な仕事を承知でやっている」という点。

何が言いたいかといいますと
「どんな人なのか?」というコトが事前に分かっていれば「売るコト」はさほど難しくないよねーというコトでござます。

 

 

例えば顧客獲得に悩むリスティング屋がいるとします。

どうしても不動産とか安定した業界を顧客として獲得したいと。


その場合・・・今回のようにリスティングを打ちます。
「こんな物件教えてー探してー」と。

そうしますと数社が該当物件の資料やら何やらを会社まで持ってくれるでしょう。
ここでのポイントは決済権限のある人を出向かせるということです。
部長クラス以上。

そして物件資料をチラリと見ながらこう言います。

 

ところで・・御社はネット広告ってものに興味はないですか?

今回のこの商談のキッカケってネットだったでしょ。
今回はウチは至急探していたので”この物件求む”的な広告を打ちましたけど、
97%くらいのユーザーはわざわざ自分でそんなコトをせずに、検索して良さそうな物件がある不動産会社を探してるんですよね。
今この地域で不動産関係で広告活用をしている会社は皆無です。
この地域の物件を探しているユーザーに対して訴求しつつ、空き室を減らしませんか?他社に客付けの手数料とか支払わなくても良くなるので利益率もグン!と変わると思うのですよ。

 

事実今回の物件提案もネットが入り口ですよね。
学生とか30代まではスマホで物件情報を探す時代ですから、まずは小さくはじめてみるのもアリだと思うんですよねー

 

まさにマッチポンプ(笑)

でも結構決まると思うのですね。
だって実際に「広告」を見てその人は動いているわけですから。

 

大事なことがあるとすれば
WEBサイトでは専門用語は使わない、小学生でも分かる記述で!
が鉄板ではありますが、対面での商談や雑談では
その業界の専門用語を少しだけ混ぜる・・・・というコトです。

これはとっても大切なことです。


「お、少しは知っているな」というイメージを持ってもらえればプラスに動きます。

 

知らないけど

お問い合わせフォームのこと

サラリーマン時代、3つの職を経験した。
地元金融機関、建設業の経理、医療器械の営業。

最後の営業は面白くて6年くらいやりました。

いわゆるマーケティングをカラダで学んだのもここですね。

 

取引がないクリニックや病院の院長に会うのって大変なんです。

・どうすれば会ってくれるかな?

・どうすれば会う必要性が生まれるかな?

 ・・・・などを考えてあれこれ、手を変え品を変え考えるわけです。


例えば「7月11日まで利用可能の 13万円分特別割り引きチケット同封」

と書いて郵送して送り、あえてソレを入れない(割引クーポン)

 

そうする事で、「入れ忘れてました。申し訳ありません、今からお届けします」

とアポれば「会う必要性」「会う機会」が生まれるわけです。

さらに「持ってきて」という顧客は相当「濃いお客様」です。

何かしら買い替えやら、購入を検討している段階にあります。

 

営業でも何でもそうですが「会う必要性」を考える事は大切だと思うのです。

EC・ネットなら「なぜアナタから買う必要があるのか?」という部分ですね。

ネットコンサルタントとかでネットの強みを

「申込からフォローまで全てネットなら完結します!キリッ」

的な発言をしていたり平気でお話したりしている人も多いワケですが、分かっていませんね。おそらく自分でモノやサービスを売った事がない証拠です。

そもそも「完結」させてはいけないのです。
プロはさせないのです。完結を。同じ媒体で。

オフラインで獲得したユーザーはオンラインへ。

オンラインで獲得したユーザーはオフラインへ。

 

と移行させるのが鉄則です。

ネット申込者に対しては電話やDMフォローをしっかりする。
あえてオンラインを使わないという手は有効な手段の一つです。

 

あと一番多いのが「問合せフォーム」です。

 

ここがボトルネックとなっているケースが9割以上じゃないんでしょうか。

SEOよりリスティング広告より一番劇的に効果があがりやすいのは何でしょう?
僕の中では答えがありまして、それはEFOです。

EFO(エントリーフォム最適化)です。

 

EFOの定義は色々あるんですが、僕が言いたいのは「仕組みそのもの」の事です。
自動入力などの操作のし易さ、視覚的に分かりやすいなどの一般論も当然大切なんですが、重要なのは

 

「問い合わせていただいたお客様に、再度連絡をする大義名分があるかどうか?」です。

 

フォームと事細かく入力事項を入れていたり、オフライン(電話など)でヒアリングすればいいのに「わざわざフォームの入力事項」にしてたりするケースは多いですね。

事細かく入力させるということは「もはやお客様に聞く事はない」という事です。

特に相場や基準価格のないサービスでは、これは致命的です。

「聞く事」で「気付いてくれること」はたくさんあるからです。

 

予算とかソレ系の項目はそれに該当します。

特に客単価の高いサービスや商品では「あえて入力項目から外す」

・・・という手法がかなり有効です。

 

それについては「電話で丁寧にお聞きする」方がCVRは断然高いです。

ウチの場合ですけど特に高単価、LTVの高い業種ではそうですね。

 

受注する為に問い会わせフォームを使うのではなく、
「聞くため、ご連絡するため」の入り口として問合せフォームを使うという事です。

顧客の見直しにもフォームは役立ちますし。

 

ECとか販売系は違うかもしれませんけど、リフォームとかウエディングとか価格の見えない比較が難しい「職人系」の業種はそうです。

 

フォーム一つとっても戦略一つで「形」も変わってきます。

 

その最適化を行うのが以外と見落としがちな

「フォーム項目やフォームの役割」などのパーツだったりするわけです。

 

売上の隠れた功労者は「フォーム」だったりするわけです。
僕も何か相談とかリニューアル的な業務を引き受ける時にまず最初に見るのは

「フォーム」の設計や内容です。
そこを変えるだけで数字が違ってくるケースは多いですから。
といいますか、まずソコでしょ。手を付けるのは。

 

 

 

良く言われることですけど

ビジネスに特にネットに関しては「最適解はない」のですね。
あるのは常に「最適化」なのですね。


SEOもリスティングも集客も「最適解」は絶対にありません。
あるのは「最適化」

検索エンジン最適解はないけど、検索エンジン最適化はあるしね。

 

そういう意味でテクニックに溺れると答えは出ないわけで。

最適解という「存在しないもの」を探すことを意味するわけで。

 

そういった人は多いですけど。

 

 

 

 

知らないけど

弱者が強者に勝つためのステップ

さきほど新規の打ち合わせが終了。

2時間ほどあれこれ詰めたり、質問したり。
とにかく「答えや提案」ってのは僕は最初はしなくって、最初にお客様にやってもらう事は決まっています。

その内容とか、様子を書いておきます。

 

個人的にUSPとかマーケティングにかぶれた「コンサルタント」が使うような言葉とかロジックは嫌いですし、そういった用語をバンバン会話に取り入れてくる人は大の苦手です。

なんかインチキ臭がしますよねー。

 

弱者という定義はここでは大企業のように資本力を持たない、人的リソースにも限界があるという、いわゆる「ローカル」で細々とやっているお店や通販企業のことです。

 

サイトのリニューアルとLPの案件でご相談を受けました。
1時間かけてまずやってもらったのは「自社に無いもの」の書き出しです。
ライバルとか目指す企業とかサービスとか・・・
とにかく「私たちはこれを持っていません」という項目をひたすら書き出してもらいます。

担当者はここでまず意識が変わります。結構な確率で。


これをアウトプットしてもらうことで、

「自分のサービスや商品の本当のウリ」をインプットしてもらうワケです。

 

 

 

「無いものを書き出して下さい。30分で最低30個書き出してください」

・あそこのエステにはあるけど、私たちには無いものや、持っていないもの。

・あの商品やサービスは持っているけど、私たちは持っていないもの。

 

 

・・・・4マス法的な感じで、最初の数個は10個位まではサクサク出ます。

でも20前後になると、どんどん行き詰まります。
出なくなるのですね。
悩んで考えて「最後の方」に出たキーワードが結構、ユーザーに刺さるモノであったり、

本来もっと訴求すべきモノだったりします。

特にキャッチコピーなどを作る場合は僕は必ずこの作業をやって戴きます。

 

その商品やサービスは当然ながらお客様(クライアント)が一番詳しい。
どんな点が優れてて、どんな点に優位性があるか?

 

でもソコを聞いても、ソコだけ深堀りしてもあまり意味はありません。

 

 

客観的に見て「無いもの」が分かれば「最適なターゲット」が分かる

例えばサロンなどであればアフター内容がどうとか、技術力がどうとか・・・

そういった事を書きたがるし、そこが訴求点だと勘違いをしてしまいがち。

 

でも書きだすのは「誰が見ても明らかな事象」を書くのがポイントです。
技術とか「目に見えないモノ」は書かない。
まずは「見える部分」をズバズバと書いていくことで、見落としていたモノが見えてきます。

そこを手伝うのが僕の仕事です。
マンションの一室で細々とやっているサロンであれば・・・・

 

高い天井

豪華なインテリアや広い待合室

毎月の宣伝

最新の機器

受付業務担当のスタッフ

ゴリゴリの勧誘が上手なスタッフ

大きな看板

フリーダイヤル・・・

 

うん。いいんじゃないでしょうか。
店舗のコンセプトも「本当の顧客」の姿も掴みやすいですね。

出てきたものを僕が考え、繋ぎあわせ「イメージ」を固めます。


これが後々「LPでのキャッチ」やサイト構成に生きてくるわけです。

 

私たちは豪華なシャンデリアも待合室もありません。
2人とも技術者でありながら、電話対応から相談まで全てやります。
大手のように受け付け、電話担当、施術などと分かれていません。

豪華なものは無いけれど、上質なものはたくさんあります。

うんぬんかんぬん・・・・・・

 

なんとなくイメージも固まるし、

イメージが固まると「集客」に困らないんですよね。
リスティング屋さんとかは「集客」はしてくれるけど、
残念なことにこういった事までは提案してこないし、専門外ですから。

 

何事も最初が肝心です。

適切な顧客を捕まえるための「準備」をしていないケースが大半ですから。

 

知らないけど

レスポンシブデザイン

レスポンスブルなデザインが田舎でも流行しています。


確かにマルチデバイスに対応することは必須かもしれません。

スマホからの流入が多くなっているわけで、PCサイトとは別にスマホ専用のサイトを有すことは、避けられないというわけですね。

今回制作会社と意見が食い違いバトったワケですが、
これも「レスポンシブルなサイト」に関してのお互いの価値観や意見の相違が原因でした。

 

レスポンシブで作りたい

スマホにもタブレットにもPCにも対応、どんなデバイスからでも美しくサイトが見せられるようにしたい。

確かに国内にもカッコいい、マルチなサイトはたくさんあります。
http://responsive-jp.com/

弊社は「集客販売部分を請け負う」

制作は「WEB会社が請け負う」

 

・・・という組み合わせで走っているプロモーションなんですが、
最初から雲行きが怪しかったのです。

個人的な見解ですけど、レスポンシブルは「綺麗にストレスなく見ることができます」


でも顧客やユーザーは「綺麗にストレスなく見たい」っていうことより、

「欲しい情報を簡単にすぐにみたい見つけたい」というコトなんですね。


似たようなことに思えるかもしれませんが、全く別ものです。

 

そう考えると「レスポンシブ」っていうのは今回のサイト製作においては
マッチしておらず、僕としてはスマホはスマホサイトを作る方向をプッシュしていました。

※業種とか商材によってはレスポンシブルでOKなものもたくさんあります

 

結論からいうと制作会社も最後には納得して折れてくれました。

業界、サービス的にもスマホ比率が高いことも明確でしたので。

 

その時の殺し文句はこれです。

 

 

 

「レスポンシブなデザインって洋服で言えばリバーシブルなんです。

 

細かな定義は違うけど、1つで2度美味しい。

でも考えて欲しいのだけど、リバーシブルってどっちかの面しか着ないですよね?

裏でも表でも着られるけど、結局はどっちかに偏る。

 

レスポンシブもそうなんです。

 

PCはスマホ媒体のどっちかにアクセスは偏ります。

PC9割かもしれないし、スマホ9割かもしれない。

 

そう考えた場合「スマホとPCユーザー」の意図やリテラシーなどは大きく違うので、

同じ内容デザインでは「各ユーザーのニーズ」って受け止めらないコトの方が多いんです。

スマホユーザーはたくさんのサイトを見たり比較は好みません。

 

限られた時間とスペースで どれが自分の事を理解してくれているサイトか?

 

・・・を探し出し判断を下します。


スマホユーザーにはスマホ向きの動線でサイトで「おもてなし」すべきなんです。

特にこのサービスはその傾向が強いです。」

 

 

 

 

 

スマホユーザーは

「限られた時間で限られたスペース」で情報を探し見つけ出そうとしています。

 

そう考えた場合、自由度の高いPC向けのサイトとは構成や最初に見せるべき、見せたいページも違ってくるワケです。

 

難しいですね。WEBの世界は。

大変ですね。制作会社も。

 

 

 

知らないけど。

 

  

 

 

 

 

宣伝からPRへ。

リスティング広告然り、DM然り、紙広告然り・・・

色々なパターンとか事例を観察しているわけですが、いつも思うのが
「うーん。みんな宣伝が好きなのね」 という事です。

 

本来は経営者やオーナーは宣伝でなく「PR」に情熱を傾けるべきです。
にも関わらず得に地方なんかの雑誌やタウン雑誌では顕著なのですが「宣伝の集まり」になっているわけです。

地方では外す事のできない「野立て看板」なんかもそう。

9割くらいが「宣伝」なんですね。これは非常に問題です。

 

目指すGOALが違うから、GOALにつかない・・というジレンマ

そもそも広告代理店なるものが地方ではほぼ不在で、

なんちゃって代理店的な方が多いので「宣伝とPR」の違いも分からず、

上司や営業マンの指示通りに「広告をつくる」という作業に追われています。


・彼らは「スペースを埋める事」がお仕事であり一番大切です。

・広告主は「売上につなげること」が一番大切です。

 

各社ともに優先度が、1番優先すべき事が違うのでありますから、
なかなか上手くいかないのですね。

 

宣伝からPRへ。宣伝ばかりやってんじゃないよ。

色々な考えがあるのでしょうが僕の中では宣伝とPRは別物です。
ビキニとニキビくらい違うし。
佐村河内さんと、僕が昔お世話になった 「左村コーチ」くらい意味も存在も違います。

 

宣伝は「自分の自社の伝えたい事を伝えること」です。
枠やスペースを買って、そこで叫び続ける行為です。
考えとして自社中心ですから、「興味ある人」には響きます。

しかしながら・・・興味がない人には響かないのですね。
これ重要です。テストに出ますから。

 

国道の看板なんか顕著です。宣伝だらけ・・・
おそら売上に貢献しているケースなんて皆無なんじゃないでしょうか。
特に田舎はね。

「1キロ先、コンビニあります!」

 

はい、これ。宣伝ですか?PRですか?

 

答えは「宣伝」です。

「コンビにあるよー!」と宣伝しているワケです。
ですので

・あートイレ行きたい!

・ジュース飲みたいなー


などと思っている人にだけ「響きます」
そういった人には効果があります。

しかし。ここで考えて欲しいのですが、
わざわざお金を出してお店の存在を宣伝したところで、
「それを探している人」ってどのくらいいるのでしょうか?
うん、すっごく小さいと思うわけです。そのパイは。

PRとは「自分の言いたい伝えたい事」を言いながら、
「効果に繋げる手法」の事です。


つまりPRは「効果に繋げること」を前提に考えるわけですから・・・

何をどう伝えるか?」が重要なカギになります。

 

リスティング広告などでもこの考えはとても重要です。
クリエイティブ作成ではここがモノを言います。

 

「1キロ先、コンビニあります!」

 

この宣伝をPRに変えるとこうなります。

 

「1キロ先、コンビニあります。

それ以降は28キロ先までコンビニはありません」

 

 

簡単に言えば”PR”は需要が喚起できるのです。

潜在顧客にも訴えかける事ができるのです。


「28キロ先まで次のコンビニがない」という情報をサラリと文字にしてあげるだけで、コンビニに寄るつもりの無かった人も・・・

「じゃあトイレ休憩しようか」とか

「次のコンビニはだいぶん先だから、次で昼食買っちゃおう」とか

「わお。28キロ先までコンビニないのかよ。とりあえず寄っておこう」

・・・・という具合に考えが変わるわけです。

 

実際来店率も全然違ってきます。
だって「需要を喚起」しているから。

 

ライティングがどーとか、怪しげなセミナーなども見かけますが、

根底にあるのは

「売る為には適切なPRを!」
「宣伝を見たい人はいないが、PRで助かる人はいる!」

という事です。

「何をどう伝えるか?」ってのはやはり重要だと思うわけです。

リスティングの世界で言えばYDNやGDNはホント、ここの知恵競べです。
宣伝文句では「目先の売上」は取れるかもしれません。

でも必ず模倣され、市場の同質化が起こります。
それにより「稼げない宣伝」に成り下がってしまいます。

中長期で見れば「効果的なPR」が勝敗を分けます。

 

よくネット界隈で「広告費を削る」的な発想をするオーナーもいますが、こういう意味からも僕は広告を絞る事はしても、「広告費を0にすること」は非常に危険であり、”ネット広告でやっちゃいけないことランキング”の10位以内に入る愚行だと思います。

 

宣伝文句や宣伝レベルのホームページや広告を作るしかできない代理店とか制作会社が非常に増えています(弊社調べ)

宣伝は誰でもできます。

しかしPRとなると結構、分かっていない人が多くなります。

 

宣伝をしたいのか?

PRをしたいのか?

 

簡単に言えばこの2つは別物なので、
集客や広告を打つ前にはこの違いと方向性をしっかり決めたいものですね。

 

 

 

知らないけど。