美しい集客と売上の作り方。

リスティングやPPCなどネット集客やLPデザインなど集客方法と事例を綴るブログ。

ミリ単位でぴったり!

どうも。

私の周りはリスティングやらSEOやら集客関係が好きで得意な人が割りと多く、知識量とか経験量とかハンパないわけでして。

 

セミナーとかでも割と言うフレーズなんですけど、

ビジネス(特に僕たちのように年商20億未満くらいまでのスモールビジネス)では「勝ち方」ってことよりも「負け方」ってモノのほうが133倍重要だと個人的には思っています。

 

多くの人は「勝ち方」を欲するあまり「戦術」に振り回され、
情報そのものを正しく咀嚼できずに、
「誤った解釈」でデータを「誤った情報」に仕上げ、
さらにその「誤った情報」を気付かぬまま「誤った知識」に育て
誤った知識を「未来永劫使えるノウハウ」と勘違いしているケースが多々あります。

 

これだけ情報がビュービューと流れる昨今、やぱり重要なのは「当たり前のこと」つまり「基礎だよねー」と思うことが多数僕の周りや関わっている仕事でも勃発中です。

 

リスティングプレイヤーやCVRとかCPAとかそれ系の数字が気になるでしょうし、

SEOの人は「ターゲットキーワード」の順位や動向が気になるワケです。

 

それはそれでしょうがないのですけど、意外と「ヒントや答え」ってものは近くにあるというお話です。

 

今回は「サイトで売上げをあげる」についてサラリと事例を交えてお話しようかと。

・・・・出来れば・・・パクらないで下さい。

 

 

 

WEB で売上げをあげるには?・・・で大切なこと

 

いかに売るか?いかに惹きつけるか?

 

僕はLPデザインのアレコレとかリスティング、SEO、DMなど・・・・

「集客と売上げ」を綱つなげる仕事を生業としているわけですが、
SEOであれ、SEMであれ真っ先に手をつける、修正・考えるべき事項は「ただ一つ」です。

 

SEOだとかリスティングだとか、広告だとか。。。

 

そんなものは後です。

売上げがあがり、費用対効果に優れ、ユーザーとクライアントが喜ぶ結果が出れば自然とビジネスってものは上手く回ります。

 

何かを売るには大前提として

 

「伝わるかどうか?」かカギになります。

 

伝えることは皆さん必死ですけど、残念なことにソレはライバル他社にしか伝わっていないというケースは多いわけでして。

 

日本ではコピーライティングというスキルがいつの間にか
「煽り」という本筋と違った、本来と違ったものとして解釈されつつあります。

自称コピーライター、マッケターを名乗る人が多いのも原因の一つでしょう。


「べネフィットを・・・USPを・・・・」的な言葉を好んで使う自称マーケッターで優れた人を僕は見かけたことがなく、それら系の大半はどこかでお勉強した程度のこと、毒にも薬にもならないことが大半ってのが現実とかそうでないとか。

 

実技と学習は別物です。

 

生きた知識は生きた知恵は「実践」から生まれます。

 

確かに優れたスワイプファイルなどは便利で、効率的なキャッチやコピーを作り出すことができるのですが、やはりそこには「実践、場数」の匂いは漂っていません。

 

 

オーダーメイド家具を売りなさい

ちょっと業種は異なる(家具じゃない)のですが、上記のお題を戴きました。
大手代理店が手がけていたアカウント、サイトを少しアドバイス、触ることになりまして。

そのサービスは「既製品」でなく自由自在にカスタマイズ、寸法もオーダーできる的な業種サービスです。

 

リスティング集客で苦戦している(大赤字)ということで、相談をうけたのですが、実に「プロフェッショナルらしいサイト」でした。

 

全てお望みどおりの○○を作ります

アナタだけの○○を製作します

世界で一つ。オーダーメイド製作

 

リスティング出稿している広告、LP内ともに上記のようなメッセージやライティングを施しており

 

「あー。このお店はオーダーメイドなんだなー。ほう。」

 

 ・・・と一目で分かります。

 

でもそれはその他大勢のライバルも行っており、
そもそも「オーダーメイド」というキーワード自体が陳腐化し、
ユーザーにとっては「あ。またそれね!」的な認知に変わってきています。

 

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言わんとしているコトはタイトルやら広告で伝わってきますけど、

どれも同じであり訴求。選ぶ言葉が「画一すぎる」のです。

 

コピーライティングの基本中の基本に

「小学生でも分かる言葉と表現で書くこと」というルールがあります。

 

 小学2年生を目安に、彼らにもわかる様な説明やメッセージ性を埋め込むこと。

 彼らにも伝わる表現や言葉をチョイスすること。

 

そう考えますと「オーダーメイド」という言葉は”やや行きすぎ”であり、
どちらかといいますと「売り手の言葉」でもあります。

 

 

LP作成や広告文で(特にディスプレイ)重要なのは

「その商品やサービスをズバリ表現できる言葉探し」です。

 

今回の例で言いますと・・・・ 

 

「オーダーメイドを望んでいるであろうユーザーって、何を求めているか?」

「オーダーメイドの概念を一発で表わすと何になるか?」

「オーダーメイドという言葉を使わず表現するには?」

 

を考えるということであります。

 これはガチャガとリスティングのアカウントを弄繰り回すより、

ページコンテンツを追加するより、優先度が高い行為です。

 

完璧とは「引き算」です。

足すことではありません。

多くの人は「足しすぎ」なんだと思います。

 

詰め込みすぎ。
「伝わっていない」のに「更に伝わらなくなる作業」を頑張っています。

 

 

 

「その商品やサービスを望む、求めているユーザー。

彼らはその商品やサービス、そして欲望を言語化できない。

 

その言語化できていない領域にアプローチすること。しようと試みること。

 

コレが出来ればレッドオーシャンからサヨウナラできる。」

 (僕が考えるキーワード戦略 122ページより)

 

 

 

ということであります。

 

 

そこで見つけたキラーフレーズが今回の冒頭の言葉。

 

「ミリ単位でぴったり!」

 

 

これです。

これがオーダーメイド系業界での「稼げるキーワード」であり

「ユーザーの心を掴む表現」となるわけです。

 

 

実際にCVRは急激に上がり、CPAもかなり改善しました。

 

 

 

売上げがあがらない原因はたくさんあるでしょう。

 

特にWEB周りではホント、無数に考えられます。

 

 



困ったことにライターはコピーが悪いって言うし、
SEO屋はSEOが弱いと言うし、
リスティング屋は運用が悪いって言うし、

制作会社は予算が足りないと言うでしょう。

 

専門家は「自分の専門領域」で何とか問題を解決しようとします。

それが専門家の功罪です。
専門家の限界です。


実は「原因」ってものは「問題」の近くには無いのです。

すぐ隣にはないのです。

 

 

問題のスグ傍に原因があると簡単なのですが、

多くの場合は「考えもしなかったところ」に「原因」があります。

 

→参考記事

 

 

 

 

 

 

 

 

知らないけど。